よくあるご質問

 

どうして玄米がいいの?

 

genmai.jpg玄米は、白米よりも、ビタミン・ミネラル・食物繊維を豊富に含んでおり、人間が健康を保つために必要とされる栄養素をほとんど摂取できるため、完全栄養食と言われています。

栄養バランスのとれた食事の例として、「1日30品目以上」と言われることがありますが、これはあくまでも白米を主食にした場合のことです。

逆に言えば、白米を主食にした場合には、1日30品目以上の食品を摂取しなければ、健康を維持するための栄養素が不足する、ということです。

 

玄米を主食にした場合にはその必要はありません。昔の人が、「一汁一菜」でも健康でいることができたのは、玄米を主食にしていたからなのです。

 

未検査米ってなぁに?

当店の商品には全て未検査米と記載されています。これは法律的に義務付けられているJA等の、国に指定された検査期間を通していないため、このような表記になってしまいます。

私は、この検査制度自体に、大いに疑問を持っております。というのも、いくら検査を受けても、その県が指定する奨励品種しか品種名を名乗ることが出来ないからです。

検査を受けていない為に、本来品種を表示する欄に、産地や品種、産年は記載できませんが、当然、中身は本物100%ですので、ご安心くださいませ。

分かりやすくしますと「未検査米」=「農家の方に直接分けてもらうお米」と捉えてください。

本来、色々なお米を混ぜて売ったりする(偽装表示)を防止する目的で作られた法律ですが、逆に、その県が奨励している品種でなければ品種を名乗れないため、全国の篤農家達からも、何故品種名が名乗れないかと、多くの不満が出ています。というのも、多くの県で奨励品種に晩生品種が含まれておらず、無肥料無農薬稲作や有機稲作には向かない品種ばかりが奨励品種になっているからなのです。

私を含め、プライド高き篤農家たちが、偽装表示等、人を騙すような、くだらない事をする訳がありません。

この検査、検査員が目で米粒を見て、どの品種か確認するのですが、それ以外にも若干コストは高くつきますが、DNA鑑定で、品種を調べる事も出来るのですが、いくらDNA鑑定で品種が特定出来ても、国の指定する検査機関で検査を受けないと品種名が名乗れないという、おかしな制度なのです。

法律そのものを変える必要があると感じていますので、農水省にも数回意見をしていますが、未だに替わる見込みはたっておりません。

天神自然農園では、栽培が難しく幻といわれているような、こだわりの品種ばかりを集めて自然栽培で作っておりますので、山口県が奨励している品種は、もちろん1品種もありません。

そのため、この欄に品種名を記載することが出来ません。奨励品種というのは、簡単に言いますと、誰でも簡単に作る事が出来るということなのです。

ただ、ちまたで、無農薬米と嘘の表示をして販売されている方が多いのも事実でございまして、そのような方たちとの差別化を計り、皆様に安心して召し上がっていただく為に山口県の認証機関(山口県有機農産物認証推進協会)によるエコ100の認証だけは受けています。