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トノサマバッタ

 

tonosama.jpg草むらの中に身を潜めるトノサマバッタ

トノサマバッタです。トノサマというだけあって、普通の小さいバッタと比べて大きく、8cmくらいの大きさです。体が緑のものと、全身茶色のものがいますが、これは全身茶色のトノサマバッタです。トノサマバッタは、近寄ると、バラバラバラバラ!とハネを羽ばたかせて一定の距離まで逃げていきます。長距離は飛べません。せいぜい5mくらいです。逃げられても、5m先の着地点にまで行ってよく見ると、その辺にじっとしていますが、また警戒されて飛んでいってしまいます。

子どもの頃は、この一定距離を飛ばれるのが楽しくって、学校から帰ると、家の外でトノサマバッタをずっと追いかけ回していましたね。 バッタは脚力も強く、おそらく飛び上がるときには足でジャンプしてからハネで飛ぶんでしょう。アスリートのようなももの筋肉をしています。 ちなみに、オスとメスとで2段ベッドみたいな状態で交尾しているのをたまに見ますが、この場合は追跡してはいけません。 追跡すると、日ごろの重さの2倍になっているので、うまくジャンプできず、変な回転をして同じ場所にずっこけるように落っこちて、なんだかかわいそうなので、そういった場合は見てみぬふりをしてスルーします。

ちなみに、この写真を撮る際、バッタに逃げられないよう、息を潜めて近づき近づき・・・しゃがんで接写したんですが、ようやく撮れたと思って一息ついて立ち上がった瞬間!僕の1m横にキジのメスがいてビックリ!あっちもビックリ!した丸い目をしてました。驚いてズババババ!と羽ばたいて飛んでいってしまいました。遠くへ飛んでいくのを見ていましたが、おなかもお尻も丸かったです。残念。キジを撮ればよかった・・・・。